中古住宅について、劣化状況や欠陥の有無、改修箇所やその費用など、ホームインスペクター(住宅診断士)が目視でチェックする事を、ホームインスペクション(住宅診断)といいます。
目視だけでは分からない箇所があれば、器具を使用しての詳細な診断を行うこともあります。
中古住宅の取引が主流の欧米諸国では、既に取引の全体の半数以上でホームインスペクション(住宅診断)が行われています。日本でも、近年注目を集め、普及し始めました。
ご自宅の売却前に、住宅の所有者本人が建物のコンディションチェックに利用する事もあれば、不動産会社さんが、物件の状況を購入側の消費者に知らせる為に利用する事もあります。
このため、ホームインスペクター(住宅診断士)は、売り手側・買い手側のどちらからも中立な立場で、診断する事が求められています。2009年からは、日本ホームインスペクターズ協会による資格試験も行われるようになりました。
マンションとは違い、一戸建て住宅にお住まいの場合は、建物の修繕箇所チェックなどはあまり注目されていませんでしたが、100年住める家やエコ住宅などが注目されている昨今です。購入時に10年・20年のメンテナンスチェック付きの住宅も見かけます。長く快適に住めるように、10年に1度くらいはメンテナンスしてみても良いかもしれません。
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